お店が赤字で困っています。
何に取り組んだらいいですか?
赤字である時多くの人は売上を上げることに
目が行きがちです。しかし赤字であるということは
毎月の売上(収入)より、経費(支出)が
上回っている状態です。まずは経費(支出)の
詳細把握から取り組むことこそが
黒字回復の為には絶対不可欠です。
再生を行うにあたって、まず取り組まなければならないことは「今の状況」をしっかりと把握することです。
自分達が置かれている状況、店舗周辺の環境がどのようになっていて、
また開業した時に比べ何が変わっていて、何が具体的にお店の経営の足を引っ張っているか。
それが単一的な要因からくるものなのか、複数の要因が重なって足を引っ張り合っているのか。
その中で上手くいっている部分はなんなのか。
具体的な策を検討する為には現在の置かれている状況を客観的に分析することがまず何より大切です。
ほころびの出てきた飲食店
毎日お店に行ってるし、
現場のことは誰より分かっているとお考えかもしれません。
しかしお店は開業をした瞬間から徐々に
その魅力を消費しています。
最初は綺麗で清潔な店内、
近隣では食べられないオリジナリティのある料理、
場合によっては安くてコスパの良いお店だったかもしれません。
きっと景気が良い時もあったでしょう。
しかし時が流れる内に、店内は少しづつほころび始め、
オリジナリティあるメニューは馴染みのメニューと変わり、
安いチェーン店は台頭するなどして
その魅力は年々下降してしまいます。
世の中の景気が悪くなった、近隣に大きなライバル店ができた。と嘆くこともあったかもしれません。
しかし、
世の状況や周辺の環境を嘆くだけでは状況は良くなりません。
「安定を維持する為には日々の革新から」
という言葉がありますが、
これは安定の為には日々の成長が不可欠という意味です。
もちろん日々の仕込みや清掃、
大切なお客様への接客を怠ってきたという意味ではありません。
革新とは昔から続けてきたものを
更に新しく生まれ変われるようにすることです。
そして安定とはそのような革新の繰り返しからしか
得られないということです。
では、具体的に安定経営を行う為に何にすればいいんだ
といったときに真っ先に確認しなければならないのが
この今の状況を分析することに他ならない訳です。
周辺の環境(人、世代、収入、世帯、競合)や
自分の置かれている状況(自店ニーズ、利用動機)を正確に、
全て把握することは自店の再生角度を高めるために
まず何よりも大切だといえます。
不景気
新しいお店の台頭
その上でその環境や景気を嘆くより、
その状況の中にあって成長するお店になるには
何をしなければならないか検討します。
やみくもにお金をかけて特効薬(一時的な広告宣伝や改修工事等)
を飲んではいけないということです。
環境の変化を乗り越え、
景気に左右されていないお店は世の中に沢山あります。
一方そのような波に飲み込まれ惜しまれつつも
閉店を決める老舗と呼ばれるお店もあります。
まず己を理解し、
周辺の環境が変われば自分達の良さは残しつつ
周辺や世の中に合わせていくことは商売の鉄則ともいえます。
そのような意味で
我々は飲食人である前に商売人でなければならず、
その商売こそが飲食を通して
お客様に感動とサービスを届けることを
目的としているんだということです。
「美味しかった、また来るね」の一言に感動し、
その声をもっと増やしたいと毎日努力できる人こそ
真の飲食人であり、
普段の努力する矛先を少し変えるだけで、
またやり方を少し変えるだけで
違った未来を始めることができる可能性があります。
感動の声を増やす為にお店を長く続けれられる為には、
今何に力を入れるべきなのか。
まずはここに注目して欲しいと思います。
Follow and Growでは…
ヒアリングをかなり慎重かつ具体的に行います。
また資料が無いものについては作成し、周辺の調査も行います。
御社や店主様が何にこだわり、何を想い開業されたか。
それはどのような人たちにどんなものを味わってもらいたいと
考えていたからか。
再生には御社や店主様が思うこだわりや気持ち、
お店のストーリー(コンセプト)がなければ、
再生は為しえません。
その思いやこだわりがどうすれば
今の世の中に受け入れられるか、
どうすればまた多くの人に楽しんで、喜んでもらえるか。
今までを大切にし、これからの未来を願う取り組みだからこそ、
まずその想いや悩みをしっかり聞かせてもらい
再生計画を共に構築できればと思います。
状況分析